料金
全般
- Q.1
- エコリーフ取得のメリットって何ですか?
- A.1
- 客観的な環境情報を開示することにより積極的な環境経営をアピールできる、自社製品が産み出す環境負荷を把握することで結果を製品設計に反映させる、社内の環境意識の向上等の効果が期待されます。
- Q.2
- エコマークと何が違うのですか?
- A.2
- エコマーク※は製品ごとに設けられた「一定の基準」を満たしているかどうかで認定(マークをつけてよいか)が決まります。一方、エコリーフはLCA手法を用いた定量的な環境負荷情報を開示しており、評価は開示される情報の読み手自身に委ねられます。
(※日本環境協会が運営しています)
- Q.3
- エコリーフを登録・公開できる製品にはどのような物があるのでしょうか?
- A.3
- 様々な製品のみならずサービスで登録公開することができます。ユニークな例としては電力、食材配送システムなどがあります。
- Q.4
- 複数の類似製品を1枚のラベルで登録・公開できますか?
- A.4
- 該当する製品分類別基準(PCR)で取り決められた製品仕様により判断されます。仕様の内容が違えば別個の製品と扱うこととし、1ラベル1製品を原則としています。ただし、PCRで「シリーズ製品」の定義がなされていれば、1ラベル複数製品の登録・公開が可能です。
- Q.5
- 他社からのOEM供給製品でもエコリーフの登録・公開はできますか?
- A.5
- 可能です。
- Q.6
- 海外市場を対象とした製品のエコリーフの登録・公開はできます?
- A.6
- 可能です。現在のところ国内の使用、廃棄・リサイクル条件下でラベル作成していただいています。ラベル上にはその旨の注意書きが必要です。
マークの使用
- Q.1
- エコリーフマークの使用条件はありますか?
- A.1
- エコリーフを登録・公開したり、システム認定を取得した場合、該当製品への貼付や、説明用のカタログ表示などにご使用いただけます。またエコリーフ環境ラベルプログラム自体を紹介する場合などにもエコリーフマーク※の使用が可能です。いずれも、ご使用の際はマーク使用申請書の提出が必要です。
(※エコリーフマーク=ロゴマーク + 登録番号)
- Q.2
- システム認定取得についてマーク表示はしてもいいのですか?
- A.2
- 名刺等、システム認定を取得された事業体を説明する際の表示は可能です。ただし、個別の梱包箱などに表示する場合や限定された製品紹介のカタログ等に使用する場合などは、認められていません。
- Q.3
- エコリーフマークを使うにはどうすればいいのでしょうか?
- A.3
- ホームページよりエコリーフマーク使用申請書をダウンロードし、必要事項を記入し、事前に掲載内容が確認できる原稿を添付の上ご送付ください。当室より電子データで送付させていただきます。
検証・システム認定
- Q.1
- エコリーフを作成するにはライフサイクルステージ全体の実測データが必要でしょうか?
- A.1
- エコリーフは製品分類別基準(PCR)で規定される実測データ収集範囲外では原則的に実測データを収集する必要はありません。そのかわり、エコリーフ共通原単位等を用
いて簡便にLCAを実施することが出来ます。もちろん、データ実測が可能な場合には、共通原単位ではなく実測データを使用してもかまいません。
- Q.2
- システム認定、データ検証では機密情報が部外者の目に触れることになりますが大丈夫でしょうか?
- A.2
- 当室と要員(データ検証員、システム認定審査員)間の請負契約で機密保持契約を結び機密情報の第三者への漏洩を防いでいますので安心です。
- Q.3
- エコリーフ共通原単位をエコリーフ作成以外の目的で使用することは可能ですか?
- A.3
- エコリーフ作成以外の目的で使用することは禁じています。
- Q.4
- 外部検証とはどのような制度ですか?
- A.4
- 外部検証とは当協会の認定を受けた、独立した検証員が検証を行うことです。この検証結果報告を、当室が確認後にエコリーフの登録・公開が可能となります。
- Q.5
- 内部検証とはどのような制度ですか?
- A.5
- 内部検証とは、システム認定を取得した企業が社内で行う検証のことです。内部検証を実施する検証員は、当協会の認定を受けていなければなりません。有効期間内、内部検証によりラベルをいつでも登録・公開することができます。システム認定を取得するためにはエコリーフプログラムで定められた仕組みを企業内で構築し、当室の認定を受けた審査員による審査を受け、レビューパネルで最終承認されることが必要です。
- Q.6
- システム認定の製品事業体とは何ですか?
- A.6
- システム認定は対象製品の事業体に与えられます。対象製品事業体とは、エコリーフの製品分類別基準(PCR)に対応した組織体を指しますが、ご判断の際は事務局にご相談願います。
- Q.7
- システム認定で必要となる内部検証員は複数の事業体での兼務は可能でしょうか?
- A.7
- 可能です。その場合もラベル作成部門からは独立した立場であることが必要です。
- Q.8
- システム認定を取得したいのですが、内部検証員が確保できません。そのような場合はどうすればよいのでしょうか?
- A.8
- 暫定的に外部検証員を内部検証員としてシステム内に取り込むことで審査を受けることは可能です。但し検証料金については外部検証料金設定に準じて支払う必要があります。
料金
- Q.1
- 製品分類別基準(PCR)を制定するのに料金はかかりますか?
- A.1
- 製品分類別規準(PCR)制定には料金はかかりません。ただし当協会で開催するWGにかかる交通費等実費は自己負担となります。
- Q.2
- 製品分類別基準(PCR)単位での登録公開料金のメリットは何ですか?
- A.2
- 公開登録件数が多い場合は、割安になります。PCR単位料金の場合、有効期間(1年)内であればラベルの登録・更新件数に制限はありません。ただし、料金の設定にあたっては対象PCRに含まれる全製品の売上げ実績額を申告していただくことが前提となります。
- Q.3
- 内部検証と外部検証ではどちらの方が割安ですか?
- A.3
- システム認定料金は3年毎の更新です。目安としては、期間内に7件(年に2~3件)のペースでラベル登録・公開されるのであれば、多くの場合システム認定の方が結果的に割安になります。
- Q.4
- ラベル公開までの料金と所要期間を教えてください。
- A.4
- 基本の目安としては、(1)PCR作成、(2)検証、(3)ラベル登録公開まで、4か月~半年くらいが平均的所要期間です。初期費用は、ラベル1件(外部検証・1製品)として25万円となります。
- Q.5
- 複数製品の検証において、料金の割引はありますか?
- A.5
- エコリーフでは製品の設計、仕様が類似する製品を同時に検証する際に、製品毎にラベルが付与される「類似製品検証」と、1シリーズに含まれる全ての製品を、1つのラベルで登録・公開する「シリーズ製品検証」の2つのタイプの割引料金の設定をしています。